■DX3rd《魔弾の射手》ビルドについて④剣 の 王 城 

追記:よく考えたら蛇王の外套で魔弾の射手取ったら経験点浮きますね。


■あけましておめでとうございます。

 

 2月ですが。

 とこで買いました。カッティングエッジを。1ヶ月くらい前にですが。

 

 ヒューマンリレーションやバッドシティは「つ、強い!」って言うエフェクトが多かったんですが、カッティングエッジは「お・・・! おお・・・。おお・・・? お、おう・・・」ってエフェクトが多いですね。

 具体的には《ロケットアーム》とか。
 
 しかし何より目を引いたのがアレ。

 

 そう、日本刀をLv+1本生成するという、カッコよさ全振りのイケメンエフェクト――《剣の王城》である!
 

 カッコよさもさることながら、最大Lv5で6本の日本刀がセットアッププロセスで生成できるというその効果。

 おわかりいただけただろうか。

 

。――そこのオマエ! 白兵武器6本は魔弾の射手3発分だぜ!

 

 というわけで《剣の王城》型《魔弾の射手》アタッカーを組みました。 

 今回はキャラシ作ってないので平打ちです。

 モルフェウス×オルクスでDロイス【遺産継承者:蛇王の外套】です。

 

■ビルド『劍の魔弾』 

■エフェクト■

 《剣の王城》Lv5  35

 《蛇王の外套・原初の赤:魔弾の射手》Lv2 20

 《ストライクモード》Lv3 25

 《オーバーロード》Lv2 20

 エンブレム:ナチュラルクリエイション(30点)
 
 100%時:攻撃力42+4D10 射程:視界、対象:単体


◇侵蝕点の省エネ化

 《剣の王城》ビルドの場合は1ラウンド目のセットアップで日本刀を6本生成するだけで3ラウンド分の弾(日本刀6本)が確保できるため、武器生成に消費するコストは《インフィニティウェポン》に比べて格段に安い。
 クライマックス戦闘を3ラウンドとして、その差15点。
 バックトラック等倍振り換算でロイス2~3個分と考えればお得ではなかろうか。

 

◇攻撃力の伸ばし方に癖がある

 日本刀の攻撃力は5。5である。別段高くはない、というか低い。

 加えて《インフィニティウェポン》構成で猛威を振るうDロイス:錬金術師や《ジャイアントウェポン》といった恒常バフが適用できない。《インフィニティウェポン》を取得しないので、最強リミットエフェクト《咎人の剣》もなし。

 このように武器生成に因む火力バフエフェクトが一切適用できなくなるのが《剣の王城》(というかダブルクリエイト以外)で魔弾の射手を運用する際の欠点である。

 

 《剣の王城》による魔弾アタッカーを構成する場合は、また別のアプローチが必要になってくる。一番有用なのはエンブレムエンブレム『ナチュラルクリエイション』の採用だろうか。

 ナチュラルクリエイションは「エフェクトで作成した武器」に対して無条件に攻撃力+5の補正が与えられる強力な効果を持つ。《剣の王城》Lv6を使用した場合、5*6で+30の計60点、魔弾1発当たり20点と、《剣の王城》の火力が実質2倍になる。

 エンブレム適値を用環境が必要なのと、ワークスが限定されてしまう欠点はあるが、《剣の王城》を使う上では魔弾構成でなくとも30点を払う価値は十分にあるだろう。


 また、ナチュラルクリエイションを取得するのであればオルクスとのクロスブリードで《オーバーロード》を取得するのもいい。オバロ込みなら1ラウンドあたりの固定値は42点にも達する(ナチュラルクリエイションなしだとオバロ込みで+27)。

 

 ただ、この構成だと達成値ダイスが完全にゴミなので、達成値は仲間に助けてもらうかロイスを切る必要がある。または、ナチュラルクリエイションとオーバーロードを取得する経験点を《カスタマイズ》なり《サポートデバイス》なり《砂の加護》につぎ込んでダイスを大量に稼ぐのも手ではある。

 所詮ダイスなので下振れすると目も当てられないが、他にC値を下げてくれるPCがいるのなら、ダイスに自信ニキはダイス増加に舵を取るといい。

 

◇シナリオ1回しか使えない

 これが《剣の王城》最大の弱点である。

 せっかく日本刀をたくさん生やせるので、コンセプトとしては「「ミドルはヴァリポン二刀流、クライマックスで魔弾」という方向に組み立てたいのだが、ミドルで使ってしまうと「シーン間モルフェウスのエフェクト使用時に火力+Lv+2点」という、決して小さくないアドバンテージがクライマックスに活かせなくなってしまう。まあ、Sロイス切ればいいんだけど。

 上記のビルドの場合、完全にミドルでなんもしないので、最悪の場合怒られると思う。

 

 ちょっと思い付きで書き連ね過ぎたのでそのうちミドル対策も込みで考え直します。

 

 ただ一つ言えることは、《剣の王城》はいいぞ、ということです。

 多分ダブルクロスのエフェクトで二番目にかっこいいです。