DX3RD 切腹しながら戦う《自傷式雷鳴の申し子》アタッカー
■コンセプト
《雷鳴の申し子》アタッカーにとっての至上命題。
それは、いかにして早くHPを減らすか。いかにして素早く死ぬか。
そう、エクストリーム自刃である。
というわけで、なるはやで死ねそうで、かつHPをなるべく盛って火力も確保できるエクストリーム自刃アスリートビルドを考えました。
■レギュレーション
経験点:130点
使用サプリ:EA、RU、HR
Dロイス有り
■ビルド『自傷の申し子』
ワークス :UGNエージェントD
シンドローム:ブラックドッグ(ピュア)
Dロイス :遺産継承者:白猿の額冠
■ライフパス■
覚醒:素体
衝動:自傷
■能力値と技能■
【肉体】4 【感覚】2 【精神】2 【社会】1
【HP】 75
【侵蝕基本値】 35%
【行動値】 6
【戦闘移動】 11m
■エフェクト■
《ハードワイヤード》Lv7
《ペインエディター》Lv3
《狂想の旋律》Lv1
《雷鳴の申し子》Lv3
《アームズリンク》Lv2
《ヴァイタルボルト》Lv1
■所持品■
ハードワイヤード:ダーマルプレート×6
ハードワイヤード:アームブレード×1
達成値(~59%/100%):6r-1 / 10r-1
攻撃力(~59%/100%):15(6+9)+最大HP-現在HP(最大74)
※変異暴走+白猿の額冠の自HPダメージ期待値(10D10):55
■解説
暴走時にHPを5D点失うペナルティがあるDロイス『遺産継承者:白猿の額冠』と、同じく暴走時HPを5D点失い、かつHP喪失後に暴走が解除される「変異暴走:自傷」の2つを組み合わせることで、「暴走した瞬間に10D10点のダメージを受けて暴走が回復する」というエクストリーム自刃特急券を入手するビルドです。
◇《ヴァイタルボルト》Lv1 (RU, p34)
ブラックドッグの自傷のアージエフェクト。
組み合わせたエフェクトの対象をLV+1体に変更し、ついでに対象のHPを20点回復するという不思議な〈RC〉エフェクト。支援屋やガード屋なら輝きそう。
《雷鳴の申し子》アタッカーには無用の長物なのだが、アージエフェクトを取得しなければ変異暴走が発動しない。大事なエクストリーム自刃チケットその1。
一応、これを活かす成長方針が無いではないので、その辺は後述。
◇《狂騒の旋律》Lv1 (RW, p.38)
ハヌマーンのエフェクトで、暴走と引き換えに係数2の火力増加が得られる。
これを『白猿の額冠』で取得することで、本来ブラックドッグピュアでは《加速装置》Lv7からのリミットエフェクト《ヴァジュラ》(BC, p.58)を取得しないと不可能な自発暴走が可能となり、なおかつ『白猿の額冠』のペナルティ(暴走時5D点のHP消失)を毎セットアップごとに任意に点火できるようになる。
大事な大事なエクストリーム自刃チケットその2。
◇《ハードワイヤード》Lv7, 《ペインエディター》Lv3
ダーマルプレート×6(30)+《ペインエディター》Lv3(15)=45点の最大HP増加。
HPは有り過ぎて困るという事はない。
プレート7つ染めよりはアームブレードを1つ混ぜた方が数値も運用もうま味。
◇《雷鳴の申し子》Lv3
ピュアブリードの特権、バ火力エフェクト。
HPが減らないと真価を発揮しないため大抵は対ボス兵装となりがちだが、HPさえ減ってしまえばこっちのものである。
今回はミドルからどんどんブッパしていく想定なので、使用回数を確保するためにLv3まで成長させている。期待値55点、最大83点(75-1+9)+αをミドル戦闘の1ラウンド目から振り回せるぞ。振り回すな。
◇《アームズリンク》Lv2
申し訳程度の起点エフェクト。なに、6Dも振れれば十分当たるだろう。多分。
■運用方法
セットアッププロセスに《狂騒の旋律》で暴走し、10D10振ってHPを減らして暴走を解除。
あとは自イニシアチブが回ってきたら真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。真っ直ぐ行って《アームズリンク》《雷鳴の申し子》でぶん殴る。
実に単純明快でわかりやすいアタッカーですね。
しょうじきめちゃくちゃ強いと思う。
■弱点
100%超えてからはともかく、60%未満で突入するであろうミドル戦闘での命中ダイスは6r-1とかなり心許ない。また《バリアクラッカー》を積んでないので、ガードされると案外割られてしまうだろう。
まあ130点環境で70点台の火力をコンスタントに出せる時点で装甲無視もクソも無いとは思いますが。
あと、侵蝕率増加による火力値への恩恵が《狂騒の旋律》の係数3だけなので、ダメージ増加はほぼほぼ命中ダイスの上振れに期待するしかないです。
■成長方針
◇《ペインエディター》の成長→リミット《自動体内式除細動器》の取得
Lv7時点でHP95。最初の経験点はこれだけに注いでもいいと思う。
さらに《自動体内式除細動器》を取得すれば、シナリオ1回だけ《雷鳴の申し子》パフォーマンス最大値(94点)が保証される。
◇《バリアクラッカー》の取得
せっかくの高火力を十全に味わいたい人は是非。
◇《ハードワイヤード》リミット《ハイマニューバー》の取得
係数の達成値増加は非常に強力。
アームブレードを確保してあるので問題なく運用できる。
◇《アームズリンク》の成長→リミット《ライトニングリンク》の取得
火力は正直足りてるので達成値を伸ばす方向もアリ。《アタックプログラム》でもいいかもしれないが、リミットで《ライトニングリンク》を取ればダメ押しで火力も伸ばせる。
ただし、《ハイマニューバ―》Lv5と《バリアクラッカー》を握ってしまえば火力も達成値も充足するので、《アームズリンク》はあくまで起点として、いっそLv1にダウンしてしまうのも手かもしれません。
◇《強化の雷光》《解放の雷》《覚醒の電光》の取得
せっかく取った《ヴァイタルボルト》を無理やり運用するためのルート。
《ヴァイタルボルト》を成長させたうえで、技能:〈RC〉の支援エフェクトを取得すれば、侵蝕率120%↑限定だが《ヴァイタルボルト》の効果によって対象をLV+1体に増加し、20点回復のおまけを付けてバラ撒くことができる。
あまりお勧めはしないが、舵取りとしてはナシではない。ただし《覚醒の電光》はHP1で蘇生という効果と非常に噛み合うものの、あくまでメジャーアクションでしか打てないという事を考えると活用できるタイミングが非常にシビアなので注意。
■おとがそ
今回は《雷鳴の申し子》のパフォーマンスを引き上げるためのビルドを行いましたが、10D10自刃のメリットはどちらかというと死亡時発動エフェクトを半任意で起動できる点にあると思います(HP30点台ならかなりの確率で10D10で死ねるので)。
今後、たとえば《ラストアクション》などの運用を想定したビルドも考えてみたいと思います。